陸王(りくおう)は、1932年に製薬メーカーだった三共がハーレーダビットソンの販売ライセンスを譲り受け、日本ハーレーダビットソンモーターサイクル(株)を設立したことがきっかけで生まれたオートバイの製造販売会社です。1912年にハーレーダビットソンを初めて輸入したのは日本陸軍でした。その後、生産した車両を日本国外へ持ち出さない事を条件として、ハーレーダビッドソン本社から日本での生産許可を得て、製薬メーカーだった三共が製造販売することになったのです。1934年型のハーレーダビットソンを国産化したことで、陸王内燃機(株)に社名を変更しました。そして第二次世界大戦後も、直後に生産を開始させるなど好調に製造販売を行いましたが、陸王内燃機(株)が業績不振により倒産したことで生産が中止されました。しかし、翌年1950年には、事業を引き継いだ昭和飛行機によって陸王モーターサイクル(株)が設立され、生産も再開されたのですが、10年後には倒産してしまいました。